市町村などの地方公共団体もインボイス発行事業者って本当ですか?
消費税
本当です。
令和5年10月1日よりインボイス制度が始まります。
本日は市町村へ支払う諸費用に関するインボイス制度における取り扱いを紹介します。
市町村などの地方公共団体は原則として消費税の申告の必要はありませんが、インボイスの発行事業者となることができます。(上下水道事業では消費税の申告を行なっております。)
この結果、事業者が市町村への課税取引に基づく支払い(上下水道代の支払、図面の購入など)を行なった場合、市町村から交付されるインボイスを保存することで仕入税額控除を受けることができます。
常総市のインボイス番号は以下の通りです。

まつののまとめ
↑を見てはたと気づくのが、水道事業会計と下水道事業会計の登録番号がそれぞれ異なるという点です。
上下水道の請求・引き落としはまとめて合計額で引き落とされますが、上水道と下水道で登録番号が異なっております。会計ソフトで取引先によって消費税区分の会計処理を連動させる場合には、請求金額を上水道分と下水道分に按分し、2段で入力する必要がありそうです。(もちろんインボイスを適切に保存していれば、相手先をわざわざ分けず1段で入力処理する方法も認められることでしょう。また、少額特例を利用できる対象事業者や簡易課税を選択している事業者であれば今まで通りの処理で問題ありません。)
インボイス制度が始まるとこのように些細なトラブルや悩みが頻発しそうですね。。。

常総市では上下水道使用料のお知らせの赤囲みの辺りに登録番号が入ってくるようですよ。
令和5年10月1日よりインボイス制度が始まります。
本日は市町村へ支払う諸費用に関するインボイス制度における取り扱いを紹介します。
市町村などの地方公共団体は原則として消費税の申告の必要はありませんが、インボイスの発行事業者となることができます。(上下水道事業では消費税の申告を行なっております。)
この結果、事業者が市町村への課税取引に基づく支払い(上下水道代の支払、図面の購入など)を行なった場合、市町村から交付されるインボイスを保存することで仕入税額控除を受けることができます。
常総市のインボイス番号は以下の通りです。

まつののまとめ
↑を見てはたと気づくのが、水道事業会計と下水道事業会計の登録番号がそれぞれ異なるという点です。
上下水道の請求・引き落としはまとめて合計額で引き落とされますが、上水道と下水道で登録番号が異なっております。会計ソフトで取引先によって消費税区分の会計処理を連動させる場合には、請求金額を上水道分と下水道分に按分し、2段で入力する必要がありそうです。(もちろんインボイスを適切に保存していれば、相手先をわざわざ分けず1段で入力処理する方法も認められることでしょう。また、少額特例を利用できる対象事業者や簡易課税を選択している事業者であれば今まで通りの処理で問題ありません。)
インボイス制度が始まるとこのように些細なトラブルや悩みが頻発しそうですね。。。

常総市では上下水道使用料のお知らせの赤囲みの辺りに登録番号が入ってくるようですよ。
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